>sta la sta「『音楽会議3 sponsored by YAMAHA』へ参加してきました (オンライン版初音ミクのデモ等々)」
それによると、「Mac版はでないのか」「読み上げに対応しないのか」「自分の声の音声ライブラリは作れるようにならないのか」という質問があったそうで、しかしながらいずれもあまり積極的な対応はなされないという返答だったようだ。しかし、がっかりするのはまだ早い。なんと「On-line VOCALOID」という開発中のサービスが紹介され、デモンストレーションが行われたようだ。
実際どんなものかについてだが、ありがたいことに「sta la sta」さんが、その動画をyoutubeに公開。どうやら、歌わせるVOCALOID(今回は、初音ミク、鏡音リン、鏡音レンが用意されていたようだ)を選択して楽曲データをサーバーに送信すると、実際に音声データが戻ってくるようなものらしい。
この技術が何に利用できるかだが、一般的な想像としては、「歌え!ルーツのんでゴー!」や、ローゼンメイデンの真紅による「Alice Project」のような、Web上ですぐ合成して歌わせたり、しゃべらせたりするサービスが期待できる。また、VOCALOIDエディタと音声エンジンを分離することで、今後増えていくかもしれない音声データベースを、ネット越しに自由に選択できるような進化がありえるかも。実際にそれがユーザーに求められるかは別だが、可能性が広がることは歓迎すべきことかもさー。
>On-line VOCALOID demonstration@音楽会議3
On-line VOCALOIDのデモンストレーション
なお、この情報は、BB Watchにも掲載されていて、「On-line VOCALOID」のエディタの様子が割とわかる写真も掲載されているので、興味ある人はこちらにも行ってみて。
>BB Watch「あの「初音ミク」の「VOCALOID」オンライン版が本邦初公開」
