初音ミクみく

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サイエンスZERO「ヒット連発!!あのボーカルソフトの秘密」が放送された件

2011年2月5日(土)22:00-22:35に、山田賢治アナウンサーと安めぐみさんが司会を務めるNHKの科学教育番組「NHK サイエンスZERO」で、「ヒット連発!!あのボーカルソフトの秘密」としてVOCALOIDが取り上げられる予定となっていたが、実際に初回の放送があったもよう。番組では「ボーカロイド」は「歌声合成ソフト」として紹介されたものの、冒頭で、初音ミク感謝祭の映像からはじまり、コミケのシーン、オリコン1位になった「EXIT TUNES PRESENTS Vocalogenesis」、そしてボーカロイド製品のパッケージなどが紹介。また、サイエンス番組の本領発揮で、ボーカロイドの歌声合成の仕組みなどもわかりやすく解説されたようだ。その他、ボカロ界ではお馴染みの産総研の「VocaListener (ぼかりす)」「HRP-4C未夢」、名古屋工業大学の「MMDAgent」「Sinsy」が紹介。番組に出演した後藤氏も、音声合成について熱弁をふるっていたようだ。再放送が2回あるので、見逃した人は今度こそお忘れなく^^

NHK「ヒット連発!!あのボーカルソフトの秘密」




「初音」の縦読みができるテロップはコチラ









NHK番組表「サイエンスZERO」
サイエンスZERO


サイエンスZERO「ヒット連発!!あのボーカルソフトの秘密」
弊社のOCALOID技術及び、開発者インタビューがNHK教育にて放映される「サイエンスZERO」にて紹介されます。

放送日時
 本放送:2月 5日(土)午後10:00?午後10:35(NHK教育)
 再放送:2月11日(金)午後 6:55?午後 7:30(NHK教育)
 再放送:2月12日(土)午前 3:25?午前 4:00(BS2)

今、全国で大ブームとなっている歌声合成ソフト。その裏にあるのは人間の脳の特徴をとらえた最新の歌声合成技術だ。最先端の技術から、人間にとっての歌の深淵に迫る。

ゲスト
 後藤 真孝(産業技術総合研究所)
 いとう せいこう(クリエイター)

VOCALOID/ボーカロイド 公式サイト(イベント情報)
名古屋工業大学「NHK「サイエンスZERO」で徳田教授らが開発した歌声合成システムが紹介されます」
ZAKZAK「【大人のTV】安めぐみもびっくり!「初音ミク」が人を魅了するワケ」

追記
出演していた後藤氏が、番組のまとめをツイートしているようなのでメモ。

MasatakaGoto昨日のNHKサイエンスZERO歌声合成特集番組ディレクターの大海寛嗣さんは、歌声合成技術、VOCALOIDシーンを深く理解した本当に素晴らしい方で、大海さんの番組に出演できて光栄でした。「初音」の縦読みは「もちろん狙ってた」そうです!(2/11再放送) #science_zerolink
MasatakaGotoサイエンスZERO再放送開始。オープニング。コンピュータによる歌声合成がメインボーカルの楽曲「ワールドイズマイン」についての感想。いとうせいこうさんのご紹介。いとう「音楽にとって根源的な問題」「昔は不自然でわかりやすかったが今は大きく進歩」 #science_zerolink
MasatakaGoto歌声合成技術VOCALOIDを用いた楽曲の市販CDが国内ヒットチャート「オリコン」で1位獲得(http://bit.ly/c5t3o4)。大手カラオケメーカによれば去年のカラオケランキングベスト10で7曲がVOCALOID楽曲。「初音ミクの暴走」。 #science_zerolink
MasatakaGotoサイエンスZERO VTRその1: VOCALOID (http://bit.ly/3Lkxb)の紹介。剣持秀紀さん@ヤマハのご紹介。剣持「楽器音の合成は高品質になっていたが、歌声合成は納得できる品質でなかったので、開発に着手した」 #science_zerolink
MasatakaGoto歌声合成ソフトVOCALOID上で音符を並べて歌詞を入力する操作方法の紹介。VOCALOIDの技術的な紹介。「あさ」は「#a a-s s-a a a#」を接続して合成。特に「a-s s-a」の音の変わり目が重要。日本語では500個の音に分類。 #science_zerolink
MasatakaGotoノイズが入らないように接続点をなめらかにする技術を開発。剣持「人間が聴いて美しいと思うかどうかがポイント」。VOCALOID技術を用いた他社の歌声合成ソフトの様々なパッケージを紹介(日本語だけでなく音素数がより多い英語も)。ヤマハVTR終了。 #science_zerolink
MasatakaGoto後藤真孝@産総研の紹介。後藤「音の変化が歌詞を伝える上で本質的、その変化をいかに表現し実現するかが研究課題」「自然な音かどうかは、生まれてから聞いてきた音に近いかどうかで瞬時に判断」「自然さに人間が敏感なだけに、要求水準は高く、歌声合成は難しい」 #science_zerolink
MasatakaGoto後藤「歌声合成技術は長年研究開発されてきた。歌声合成ソフトが搭載されたパソコンは1980年代に既に市販」(PC-6601, 1983)「当初コーラス用と思われていた歌声合成」「この3年で日本ではメインボーカルが歌声合成という新しい文化が築かれつつある」 #science_zerolink
MasatakaGotoVOCALOID楽曲「初音ミクの消失」(http://bit.ly/196xbe)の感想。人間には歌唱困難な高速な歌詞という新たな表現。後藤「歌声合成技術によって、新しい表現が切り拓かれていく」 #science_zerolink
MasatakaGoto後藤「自然な楽器と電子楽器(シンセサイザ)は、各々の特徴を生かした独自の音楽表現を生み出しながら、しかも融合してきた。歌も同様に、人間の歌声で表現される世界と、歌声合成でなければ表現できない世界が、共存しつつ、今後は融合していく」 #science_zerolink
MasatakaGotoいとう「人間の口から出す歌声と、『歌』が、人類の歴史で初めて切り離された。文明論的に重要なことが起きている。歌声合成技術により究極的に進化していった『歌』が、将来、人間の『歌』とどう融合していくかが面白い」 #science_zerolink
MasatakaGotoサイエンスZERO VTRその2: VocaListener(ぼかりす)(http://bit.ly/laWpo)の紹介(お手本歌唱を真似るVOCALOIDパラメータ推定技術)。演歌「大漁船」のVOCALOIDベタ打ちとプロ演歌歌唱の音高グラフ比較。 #science_zerolink
MasatakaGotoぼかりす共同研究者の中野倫靖@産総研が歌いながら登場(彼の歌のぼかりす版は放送では割愛)。人間の歌唱は楽譜の音高そのままでなく、プレパレーション(音高変化直前の逆方向への動き)、オーバーシュート(音高変化直後の行き過ぎた動き)、ビブラート等が特徴。 #science_zerolink
MasatakaGotoぼかりすでは、人間のお手本歌唱から声の高さと大きさを模倣することで、そうした人間の歌唱の特徴を再現。VOCALOIDベタ打ちとぼかりす(初音ミク「大漁船」 http://bit.ly/h532lG http://bit.ly/laWpo)のグラフ比較。 #science_zerolink
MasatakaGoto後藤「人間の歌とそれをぼかりすで模倣した歌声合成結果を比較すると、まだ模倣できていない部分から、人間の歌がいかに豊かな表現を含んでいるかがわかる」(こうした実証的に研究を進められる歌声情報処理の魅力の説明、声色変化も模倣するぼかりす2は、放送では割愛) #science_zerolink
MasatakaGoto産総研ロボットHRP-4C未夢を用いたVocaWatcher(ぼかうお)(http://bit.ly/9eXGLO)紹介。人間の顔表情を真似たロボット動作生成技術。ぼかりすで歌声を真似るだけでなく、ぼかうおで顔表情も真似ることで、歌の印象がどう変わるか #science_zerolink
MasatakaGoto産総研VTR終了。安めぐみ「怖いと思うのはなぜか」いとう「機械が歌えてしまうという怖さは、感情のない人形が感情があるかのようにこちらを見てる怖さに似ているのでは」 #science_zerolink
MasatakaGoto後藤「合成歌声にも心が宿っている。元の曲(歌)を作った人の心が宿っているし、ぼかりすでは元の歌手の心が宿っている。それらが全部伝搬して歌に入っている」(手作業で心を込めてVOCALOIDパラメータ調整等をしている人達への明示的な言及は、放送では割愛) #science_zerolink
MasatakaGotoいとう「15年ぐらい古典芸能の稽古をしたが、言葉一つで心を動かせるかどうかを彼らは数百年間取り組んでいる。伝えるって何か、そこにどれぐらい機械が追いついてこれるのか。追いつく過程で、『心』とは、『声』とは、『伝える』とは何かを考えるはず」 #science_zerolink
MasatakaGotoいとう「古典芸能では、歌唱中の息の混ぜ方、ブレスの問題をものすごく考えている」後藤「まさに次の研究課題の一つ。かすれた声、ハスキーな声等を魅力的に歌声合成するのはまだ困難」いとう「歌が先で後から言語が誕生。聴いて分かる実証的歌唱研究は昔はなくて最先端」 #science_zerolink
MasatakaGotoキャンパスガイドシステム「メイちゃん」、4種類の感情を指定して音声合成。大浦圭一郎さん@名工大が操作。感情ごとに75個の音声を収録して確率モデル作成。安めぐみさんの歌声を6曲収録してSinsy歌声モデルの話者適応。その歌声で任意の歌を合成可能。 #science_zerolink
MasatakaGoto収録されていない音素(例「恐竜」)も合成可能。名工大VTR終了。後藤「物理的な制約で同じ喉から出る声には一貫性がある。だから、収録していない音素があっても、全音素が揃った既存モデルがあれば、収録した音素を対応づけることで収録していない音素は類推可能」 #science_zerolink
MasatakaGoto安「亡くなってしまった歌手の声で新曲を歌ってもらえたら、ファンは嬉しいかも」後藤「現時点では(伴奏を伴う混合音中の歌声を扱わなければならないとすると)技術的に難しいが、いずれ可能になるだろう」 #science_zerolink
MasatakaGoto山田「自分の声に基づいて作られた合成歌声の権利は誰のもの?」後藤「そうした技術がなかったので権利の議論は未成熟。誰の声でも自在に合成できる技術が誕生したとき、その利用法に関するコンセンサスができ、良い形で社会に根付いていくことが必要」 #science_zerolink
MasatakaGoto後藤「恐いとすれば技術の存在が広く知られる前に使われた場合」(だから合成が可能なことを広く知ってもらう必要がある。ブルーバック背景置換やPhotoshop画像加工・合成が広く知られているように)「怖いという反応が起きることを研究者も認識する必要がある」 #science_zerolink
MasatakaGoto後藤「歌声合成技術が普及するのは歴史的必然(http://bit.ly/hBNFkk)。楽器音の合成技術は当初は低品質でも、非専門家には区別のつかない高品質となって普及した。歌声合成技術も同様に、当初は合成音だと区別できても、いずれ区別がつかなくなる」 #science_zerolink
MasatakaGoto後藤「歌声合成が高品質になり普及しても、人間の歌手は不要にならない。歌手は単に自然な声が出るのとは全然違う、遙かに高いレベルでものすごい表現をしている。人間の歌手、歌声合成技術、そのユーザが共存共栄していく社会が到来する」 #science_zerolink
MasatakaGotoいとう「人間ならではの、心から出てくる表現を研ぎ澄ませていかなければならない。技術が追いついてくる、さらにその先をいくプロならではの表現を探求していかねば」山田「これからどんな世界が広がっていくのか楽しみ」 サイエンスZERO再放送終了。 #science_zerolink

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出た!サイエンスZERO「ヒット連発!!あのボーカルソフトの秘密」の予告 twitterを見る [初音ミク-音楽] 2011/02/06(日) 10:27:28 | ニュース | コメント:2








>安「亡くなってしまった歌手の声で新曲を歌ってもらえたら、ファンは嬉しいかも」

これホントにそう思います。マイケル・ジャクソンはインタビューとかたくさんのマスタートラックからボーカル抜き出して加工&編集したら何とかできそうな感じもする。忍耐の作業になること必至だが。これ実現するには収録時のマイクの特性をなくして音質を均整にしなけりゃならないだろうから下準備だけでもきっと年単位かも。(2年くらい?)
それでもマイケル・ボーカロイドできたらミクの比じゃなく世界的なヒット商品になること間違いなし。ボーカロイドのキャラクター名はVocalist KOP(King of Pops)とかどうでしょう。
これできたら作業をノウハウ化して、たぶん次は今は亡きビートルズのあの人だな・・・きっと。そしたらヨーコさん協力してくださいな。
  1. 2011/06/07(火) 00:50:01 |
  2. URL |
  3. どこかのミク #MvxxOE3.
  4. [ 編集]

剣持秀紀さん、故・植木等氏のボーカロイド歌声ライブラリを制作中とか。とうとう着手するのですね。
  1. 2011/07/25(月) 02:57:15 |
  2. URL |
  3. どこかのミク #2Ip19QEI
  4. [ 編集]

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