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「2010 Vocaloidism Awards」Part.4が発表

海外のボカロ系サイトの1つ「Vocaloidism」(ボーカロイドイズム)で「2010 Vocaloidism Awards」(2010年度Vocaloidism大賞)が開催中だが、「Part4」として、Vocaloidism特別賞をはじめとする6つの賞が発表になったもよう。興味ある人はチェックしてみて^^

Vocaloidism「2010 Vocaloidism Awards - Part 4」


5週に分けてお送りしてきたVocaloidism大賞もそろそろ終わりに近づき、あとは最終結果の発表を残すのみです。ただしその前に今週は、我々スタッフが選んだ特別賞の発表と、すこし真面目でハイブロウな記事をどうぞ。読み飛ばしてもいいですが、大賞ビッグ3「最優秀xxx賞」の投票は忘れないでね。最後の投票〆切りは1月30日です。

Vocaloidism特別賞
これらの賞は投票で選ばれたものではありません。そんな時間的余裕もありませんでしたし、カテゴリもおバカすぎますから。その代わりに誰が賞を選んだのか、責任者の名前を付記しておきます。

* 最優秀これは実はカバー曲じゃない賞: 【GUMI】ポーカーフェイス【オリジナル曲PV付】(ゆちゃP)(選者 Joe Mello)
* tl;dr: 家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています(ほぼ日P)(選者 Joe Mello)
* 最優秀この曲と動画はいったいなんなんだ賞・ボカロ部門: 【鏡音リン】私は演者です【オリジナル・ヒキってサボって生?】(ヒッキーP&生?P)(選者 Bunnychan)
* 最優秀この曲と動画はいったいなんなんだ賞・UTAU部門: 【MMD】ラッパの激しくなったあの曲でテトさんが・・・/トロット☆(選者 Bunnychan)
* 最優秀メタル曲賞: 【鏡音リン】 THE DYING MESSAGE 【オリジナル】(鬱P)(選者 Bunnychan)
* 最優秀キュンキュン動画賞: 【MMD】歌うテトさん(oimo)(原曲・メランコリックリアレンジ(カラフル・サウンズ・ポート)、メランコリック/(unky))(選者 Bunnychan)
* 最も創造的な言語の行使賞: 【KAITO】Pane dhiria【オリジナル】(新城P) (選者 Krystal)
(略:内輪ネタの賞)
* 今年のつぶやき賞:Sonika「Tonioを泳ぎに誘ったらことわられた」(選者 Joe Mello)

受賞者のみなさんおめでとうございます。余裕があったら最終日にいくつか賞を追加するかもしれません。さて次はいよいよ「リアルライフでの成功者」賞ですが、その前に第2回の投票結果を発表します。第1回の投票から1500票増えました。ちなみに第3回投票までの合計は5000票を越えすごい数になっています。それでは結果です。

最優秀新人プロデューサー賞
SmileR

* SmileR 27.40%
* keeno 25.34%
* SHO(キセノンP) 18.15%
* emon(Tes.) 15.07%
* nana 14.04%

2.06%差とは、すなわち6票差で、史上3番目の僅差でした。ノミネートされた5名すべてが接戦でした。2009年の新人賞候補者たちは2010年に大活躍しましたが、同じように今回の新人たちも2011年に大暴れしてくれるでしょう。

最優秀アルバム賞
「愛迷エレジー」(DECO*27)

* 「愛迷エレジー」(DECO*27) 29.40%
* 「EXIT TUNES presents Vocalogenesis」 25.27%
* 「悪ノ王国~Evils Kingdom~」(mothy_悪ノP) 14.01%
* 「magnet -favorites plus-」(minato) 12.09%
* 「こっち向いて Baby/Yellow」(ryo(supercell)、kz(livetune)) 7.97%
* 「相愛性理論」(DECO*27) 4.40%
* 「初音ミクの消失」(cosMo@暴走P) 4.12%
* 「ボーカロイドは終末鳥の夢を見るか?」(sasakure.UK) 2.75%

アルバム賞は最後に僅差で逆転し、DECO*27氏が2つめの賞を得ました。

最優秀PV賞
【GUMI】モザイクロール【オリジナル曲PV付】(DECO*27、甘党トリオ)

* 【GUMI】モザイクロール【オリジナル曲PV付】(DECO*27、甘党トリオ) 23.47%
* 完成版[巡音ルカ]CORRUPTIONGARDEN-3DPV(Caz、IKEDA) 18.31%
* 【初音ミク】むかしむかしのきょうのぼく【オリジナル】(DECO*27、四次元P、他) 16.43%
* 【第4回MMD杯本選】Chaining Intention【PV】(Treow(逆衝動P)、NaturaLe、まさたかP) 10.80%
* 「こっち向いて Baby」 pv/ryo(supercell) feat.初音ミク(ryo、Project Diva 2nd Production Team) 10.56%
* 【初音ミク(とく)】ARiA【オリジナル曲PV】(とくP、sleepwalker) 8.69%
* 【鏡音リン】リンリンHIGH☆MIND【オリジナル】(斜め上P、daigoman) 6.34%
* 【鏡音リン】メランコリック【オリジナルPV付】(Junky、Chiho) 5.40%

DECO*27氏は3つめの受賞で、これは現在のところ最多受賞記録になります。個人的には、Chaining Intentionはもっと上に行くと思ってましたが、こういう結果でした。

今年のニュース賞
アペンドの発売

* アペンドの発売(ミク)(リン・レン) 28.54%
* 英語版ミク 21.46%
* 初音ミクのワールドツアー(初音ミクワールドツアーでの著名運動) 15.40%
* ミクがオリコンチャートのトップに(EXIT TUNES PRESENTS Vocalogenesis) 12.37%
* 数々のパクリ疑惑(KAT-TUN)(MMDモデルの改変問題) 10.86%
* 新しいProject DIVA(Project DIVA Arcade) 5.81%
* MMDに新しい技術が続々(Kinect)(MMDAgent) 3.03%
* ミク漫画の連載開始(週刊はじめての初音ミク) 2.53%

アペンド発売のニュースが1位でしたが、英語版ミクもほぼ同じ票数でした。この2つのニュースは、クリプトン社が今後目指そうとしているところを少しだけ我々に見せてくれました。先々どうなっていくかはわかりませんが、わくわくしつつ状況を追っていきたいと思います。

というわけで第2回の投票結果はどれも接戦でした。しかし第3回(大賞ビッグ3「最優秀xxx賞」)はもっとすごくなりそうです。先週お伝えしたようにトップ3が10票以下の差で争っていて、順位は簡単にひっくり返るでしょう。いままでで最も熱い戦いです。この接戦に決着をつけるあなたの1票をお待ちします。投票〆切りは1月30日です。

リアルライフでの成功者賞
さて、ついにこの賞を発表する時がきました。「リアルライフでの成功者」賞は、その対象が単に優れているだけではなく、ボーカロイド界と現実世界において優れたキャリアを積み上げた者に贈られる賞です。誕生してまもないソフトにキャリアという言葉を使うのはおかしいかもしれませんが、この受賞者は10年以上のキャリアにも匹敵する成功をおさめてきました。

樋口優氏は、曲を作ることもありませんし、ボカロPでもありません。少なくなくともそれがメインの仕事ではありません。彼の仕事はコンピュータプログラマーです。彼が公開したソフトは、ボーカロイド界だけでなく、アニメーション作成に大きな変化をもたらす革命的なものでした。

3Dミクを躍らせるツールを自作してみた(説明前編)


樋口氏がMikuMikuDanceを開発し、VPVP(Vocaloid Promotional Video Project)を発足したのは2008年のことです。このソフトはボーカロイド以外の分野からも注目を集めました。なぜならこの3Dアニメーションソフトには、難しい3Dの知識も、データ作成の苦労もいらなかったからです。もちろん標準データとソフトの基本機能だけでは、初心者レベルの作品しか作れませんけどね。それでも自作の動画にボーカロイドの曲をつけ、ニコニコ動画に投稿すれば、誰でもすぐにPV作家になれました。

初音ミク - Sweet Devil MMDPV


この3年でMMDは大きく発展し、動画作品も増えました。いまやそれはひとつのジャンルとして確立し、「MMD動画」と言えば話が通じるようになっています。私は2週間ほど前、「PV作品の数は毎年倍増している」と書きましたが、あれは控えめな言葉だったかもしれません。そして、その増加のかなりの部分は、樋口氏とMMDがもたらしたのです。

MMDってそんなすごいもの? いえ、むしろごく基本的なソフトです。しかしこれまでもAR(拡張現実)に利用されたり、市販の3Dカスタム少女のモデルを取り込むなど、他のソフトとの連携に特筆すべきものがありました。そして2010年がやって来ました。

MikuMikuDance with OpenNI(Kinect) test 2


昨年、MMDに3つの大きな技術革新がありました。まず「MMDAgent」の登場です。これはボーカロイドとも少し関わりのあるソフトで、いわば未来のデジタル秘書です。皆がこの種のソフトを使う日はずっと先かもしれませんが、いつか確実にやってくるでしょう。さらに大きな変化は、「Kinect」への対応と、NVIDIAの3Dディスプレイへの対応です。これらの技術は、やがてあなた自身が動画の世界に入ることを可能にするかもしれません。そのとき映画やアニメはどんなものになるでしょう。そんな未来が今まさに始まろうとしているのです。

まあ実際にどうなるかはわかりませんが、MikuMikuDanceは確かにこの先に待つ未来を我々に実感させてくれました。その功績により、私たちは「2010年度リアルライフでの成功者賞」を樋口優氏に与え、その栄誉をたたえます。

来週はいよいよ最後の賞の発表があります。ここまで読んでくれてありがとう。また来週お会いしましょう。


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「2010 Vocaloidism Awards」でノミネート作品が発表Part.3 twitterを見る [初音ミク-音楽] 2011/01/27(木) 14:01:56 | ニュース | コメント:0

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