GreatDismal | Hatsune Miku doesn't really rock me. I want higher rez, less anime. (初音ミクはあまり趣味に合わないね。もっとアニメくさくないのがいい) | link |
>wikipedia「ウィリアム・ギブスン」
>twib(上記エントリーに対するつぶやき)
オマケ
上記のつぶやきを受けて、Steve Skojecという人が考察をしているのを発見したのでメモ。なにげに適当訳。
>Steve Skojec「Hatsune Miku = Idoru」
:
(小説「あいどる」からの引用文)
:
私はずっとウィリアム・ギブスンのファンだ。ギブスンはサイバーパンク界のフォークナーである。彼が書く大量消費とテクノロジーが織りなす未来の光景に私は魅了されてきた。そのビジョンはしばしば現実を先取りしていた。彼の作品の中でも「あいどる」が好きだ。内容はひとことで説明しにくいが、ある日本のポップスターが重要な役割を果たしている。彼女はホログラムと合成音声で作られた存在で、人工知能による自我を備えている。
人工的に作られたスターというアイデア自体は珍しくない。最近の若者向けバンドなど、まさに半分そんな感じだろう。だが日本では、ギブスンの「あいどる」が本当に誕生したようだ。初音ミクである。彼女は合成音声とホログラムの産物にもかかわらず、コンサートでは観衆が熱狂している。そこでは現実と仮想空間が奇妙に入り混じっている。
初音ミクは、人々が飛びつく新奇なおもちゃにすぎないのか。いや、そうではなかろう。今までスターが嫌われるのは、そのスターの個性が嫌われるということだった。しかし人工物には、嫌われる個性というものがない。というより、我々の思うがままに作っていける。こうして「あいどる」は、ますます人々に受け入れられていく。
今週ギブスンはツイッターで初音ミクに言及した
「初音ミクはあまり趣味に合わないね。もっとアニメくさくないのがいい」
そう言っても、物事が進めば、もっと奇妙なものを見ることになるんだろうねぇ。
>アマゾン「あいどる」(ウィリアム ギブスン)

追記
伊藤社長がつぶやいていたのでメモ。
itohh | ウィリアム・ギブソンにツイートされてたのね。ニューロマンサーは20年前に読みますたですよ。RT @GreatDismal Hatsune Miku doesn't really rock me. I want higher rez, less anime. | link |
>toggter「初音ミク、あのSF作家ウィリアム・ギブスンに捕捉された!…のがクリプトン伊藤社長に捕捉されるまで」
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