>楽天「【特典ポストカード付】 進化するアカデミア 「ユーザー参加型研究」が連れてくる未来」(江渡浩一郎、ニコニコ学会β実行委員会)
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ユーザー参加型学会「ニコニコ学会β」が可視化した、知的生産の最前線!
「知を生み出し共有する仕組み」が普及したことで、イノベーションの連鎖が起こっている現在。その構造に着目し、さらに立場や領域を超えて人々がつながり創造性を加速させられるよう、インターネット・コミュニティ「ニコニコ学会β」がつくられた。最初の実践は「ユーザー参加型学会(シンポジウム)」の開催だ。
これまでに実施した3回のシンポジウムはすべてニコニコ生放送で中継され、オンライン視聴者は総計25万人以上(生放送での視聴者数)、コメントは14万件を超えた。そこでの実践に、ニコニコ学会β実行委員各自が大学、研究所、IT企業等での仕事や研究、またアーティスト、デザイナーとしての活動を通して得た経験や知見を織り交ぜ描き出す、知的生産の最前線!
【特典ポストカード付】
カバー描き下ろしイラストの特製ポストカードが付きます。
>ニコニコインフォ「ニコニコ学会βの本が出ました」
●●目次紹介●●
はじめに
●第1章 ユーザーとともに起こす知的イノベーション
・創造性が連鎖する環境とは
◎「ユーザー参加型研究」の世界
解説:後藤真孝(産業技術総合研究所 首席研究員)
・発端はニコニコ動画への「ぼかりす」動画の投稿
・ニコニコ音楽情報処理
・先進的な創作・コミュニケーション環境としてニコニコ動画
・ニコニコ動画により新たな試みに挑戦した学会イベント企画「CGMの現在と未来」
・中心にユーザーがいる、それこそがニコニコ学会βの真価
・YouTubeになくてニコニコ動画にあるもの
◎「見たい人」と「見せたい人」を出会わせる
解説:伊豫田旭彦(株式会社ドワンゴコンテンツ)
・「ハッピーの総量」は必要なときに、必要な相手がいることで増える
・高度な研究はアートと同じ
・「おもしろい」という声があるところに、人は集まる
●第2章 学会ってどんなところ? 研究者って何してるの?
・そもそも研究とは何か
・ニコニコ学会βが新規性にこだわらない理由
◎科学の進化は、評価の進化とともにある
解説:岡本真(アカデミック・リソース・ガイド株式会社代表取締役)
・紙の研究論文の存在意義を再定義すべき時代
・研究発表には、もっと楽しさが必要だ
・学会にライブという表現を持ち込んだ
・科学者に強烈な無力感を与えた3・11
・研究とは、「理由がある」クリエイションのこと
・社会に開かれる研究
・学会は知を育むメディア
・研究者はまず、レベル1で最強の勇者に挑むべきだ
◎「研究者」は職業ではなく「ライフスタイル」だ
解説:稲見昌彦(慶応義塾大学大学院 メディアデザイン研究科教授)
・「ロウソクの科学」の現在進行形としてのニコニコ学会β
・聴衆のアツい想いが発表を進化させる
●第3章 ドキュメント・ニコニコ学会β
・ニコファーレで学会がやりたい
◎「研究」の入口はすぐそこにある。たとえばニコニコ動画とか
解説:myrmecoleon(明治大学 米沢嘉博記念図書館職員)
・ニコファーレで実現される新しい学会発表のかたち?
・姿を変える学術論文の可能性
・もっとニコニコできるニコニコ学会βに
・ニコニコ学会βが発足するまで
・オープンイノベーションの実現に向けて
◎研究と社会をつなぐハブになりたい
解説:岡本真(アカデミック・リソース・ガイド株式会社代表取締役)
・「研究してみた」といえることがすばらしい
・社会に研究の生息域を広めたい
・技術者向けの勉強会からはじまり「ニコニコ学会βマニフェスト」へ
・マニフェストに込められたもの
・ニコニコ学会βと学会
●第4章 ニコニコ学会β 実装編
・100連発という新しい研究の表現
・発表をするほうも見るほうも、テンションが上がり続けるフォーマット
◎楽しさ、おもしろさ、興奮の向こうに未来がある
解説:高須正和(チームラボ株式会社 カタリストDiv)
・科学の限界を超えて
・圧倒的なテンションがドライブする研究
・眠れる獅子を呼び覚ました「研究してみたマッドネス」
◎自分の知的欲求に正直なのが野生の研究者
解説:八谷和彦(メディア・アーティスト)
・野生の研究者は、人間の知的欲求に忠実
・ダイバーシティな学会という、新しい「場」
・オルタナティヴとアカデミーの融合が、日本の未来を変える
・マッドネスというネーミング
・各セッションを構成する「座長」
・「つくるをつくる」がコンセプトだった第1回シンポジウム
・野生の研究の神髄を提示した、Winny開発者登壇
・ニコニコ動画から見える、創造性誘発現象 コメントアートセッション
●第5章 ニコニコ学会β 運営編
・ニコニコ学会β合宿
・ニコニコ生放送で運営会議
・クラウドファンディングによる資金調達
◎研究者の新しい生態系をつくるために
解説:岡本真(アカデミック・リソース・ガイド株式会社代表取締役)
・公的資金と、市民による投資が共存する世界
・参加しよう、すべてはそこから始まる
>イーストプレス「進化するアカデミア「ユーザー参加型研究」が連れてくる未来」」
関連サイト
>第4回ニコニコ学会βシンポジウムin超会議

関連ページ
>「情報処理2012年05月号」「ニコニコ学会βを研究してみた」にボカロ記事
>出た!「VOCALOID意識アンケート」の結果がニコニコ静画にて公開
