>Miselu neiro公式サイト

>Miselu neiro「Miselu and Yamaha to collaborate on singing synthesizer with VOCALOID(TM)」
サンフランシスコの音楽技術会社Miseluが、ヤマハによるMiseluプラットフォーム用VOCALOIDアプリケーションの試作品を発表しました。アプリケーション(コードネーム"MV-01")は、ヤマハのY2 Projectと半導体事業部が、音楽ゲームクリエイターの水口哲也氏と共同で開発されました。
今年Miseluは、"neiro"プラットフォームへのヤマハのAudioEngine(TM)シリーズであるNSX-1サウンドチップの統合を発表しています。強力なNSX-1は、これまで以上に伝統的アコースティック楽器をさまざなに再現できます。NSX-1はまた、ネイティブなVOCALOID機能を搭載した初のシンセサイザーチップとなっています。
VOCALOIDは、人間の声のサンプリングから音の断片を抽出し、つなぎ合わせるヤマハ開発の歌声合成技術です。VOCALOIDが搭載されたNSX-1エンジンは、テキスト歌唱機能を備えた本格的なコンピュータ生成による歌声合成楽器となっています。
VOCALOIDアプリケーションには、セガラリー、Rez、スペースチャンネル5、ルミネス、そして、Child of Edenなどの伝説的タイトルで評価されるデザイナー水口哲也氏がバックについています。
今日公開になったアプリケーションはまだコンセプトの段階ですが、「電子楽器としての人の声」の未来を垣間見ることができ、NSX-1チップ搭載VOCALOIDの商品化を予見するものとなっています。
Miseluプラットフォームのデモは2012年6月27日、28日にサンフランシスコの「Google I/ O2012」で披露されます。
「Miselu neiro」の基礎情報
>藤本健の“DTMステーション”「Androidをコアにした楽器デバイス、Miselu neiroとは」
>engadget「Miselu Neiro synth at Google I/O: exclusive first look at apps from Korg and Yamaha (video)」
>Miselu Neiro Google IO update
関連ページ
>「Y2 AUTUMN 2010」の内容のメモ
>出た!ヤマハがリアルタイム演奏可能な「VOCALOIDキーボード」を開発
>向谷実氏により「VOCALOIDキーボード」が実演されたらしい件
>出た!マイナビから「VOCALOID」「初音ミク」に関するレポート記事
