初音ミクみく

VOCALOIDに何気に関連しそうな情報をまったり収集していたアーカイブサイト!

ロサンゼルス・タイムズ が初音ミク現象を大々的に伝えているらしい件

情報によれば、2012年6月1日ごろ、ロサンゼルス・タイムズのWebサイトに、初音ミク現象を大々的に伝える長文記事「I Sing the Body Electric」が投稿され話題になっていたそうで、さらにピアプロブログによれば、これが雑誌「LA Times Magazine(ロサンゼルス・タイムズ・マガジン)」にも掲載されたとのこと。多岐に渡った記事となっているようだが、どんな内容なのか、気になる人はチェックしてみて^^

ピアプロブログ「【お知らせ】『ミクの日大感謝祭-制作日誌39-』が関西でも放送決定☆」

LA「I Sing the Body Electric」


適当訳

歌おう、電子の身体の喜びを
日本中にセンセーションを巻き起こしたポップアイドル初音ミクは、生身の身体を持たない存在でもスターになれることを証明した。

今年のコーチェラ音楽祭で、今は亡きラッパーのトゥーパック・シャクールが、Dr.ドレーや、スヌープドックと共演を果たした。そのズタボロの姿がステージに現れたとき、客席はどよめきと悲鳴で満たされた。彼が銃弾に倒れて15年。それは、もはや残酷な現実を示す姿ではなく、むしろ超現実的な光景といえた。

不気味な演出ではあったが、特に最新の技術が使われたわけではない。トゥーパックの映像は、19世紀からあるペッパーズゴーストという視覚トリックで、45度に傾けたガラス板に投影されていたのだ。まさにペッパーズギャングスタである。もともとこの仕掛けは、舞台に幽霊を出現させるものだから、今回のステージも目的は一緒である。金貸しマーレイ(クリスマス・キャロル)の幽霊の代わりに、トゥーパック・シャクールの幽霊を出したようなものと言っていい。

トゥーパックの映像は史上最悪だったが、手法自体も過去はじめてではなく、未来を感じさせてはくれなかった。未来的なバーチャルスターをあげるなら、それは日本の初音ミクである。彼女はデジタル世界のアンドロイド妖精で、水色のツインテールと、膝まで届くロングブーツが特徴である。基本的トゥーパックと同じく、投影の中の存在だが、バックバンドに人間のミュージシャンを従えている。

初音ミクは、2009年から日本国内で多数の公演を行ってきた。2011年にはロサンゼルスのノキアシアターで米国デビューを成功させた。今年3月の東京コンサートでは、76ドル1万枚を完売した。YouTubeにある彼女の動画の中で、最も人気が高い「ワールド イズ マイン」はすでに1500万回以上もの再生数である。

実は、ポップミュージックの世界では、アニメや3Dキャラの歌手は珍しくない。有名なところでは、ゴリラズ(2006年度グラミー賞で3Dマドンナと共演)やアーチーズ(1960年代後半「シュガー・シュガー」で全米1位)が居るし、クリスマスの定番である「アルビンとチップマンクス」(歌うシマリス3兄弟)も忘れてはいけない。だが、初音ミクをそうしたアニメの一種とみなしてしまうと、彼女とそれを取り巻くファンたちの本質を大きく見誤ることになる。

クリプトン社が創造した初音ミクは、ボーカロイドの中でもっとも有名なキャラクターである。ボーカロイドとは、ヤマハ社が開発した歌声合成ソフトだ。日本ではソフトウェア製品にマスコットキャラクターを付けることがよくあり、ミクも最初はそうしたマスコットの1つにすぎなかった。つまり、ピルズベリー社の「ドゥーボーイ」やスナッグル社の「クマのファーファ」の同類だと思われた。しかし、ミクがそれらとは違っていたのは、彼女がいまだかつてない創造性の源泉となったことである。

彼女のファンは与えられるものをじっと待つのではなく、自ら行動することでアート・コミュニティーを作り上げた。歌詞を書き、作曲し、ボーカロイドに歌わせ、YouTubeあるいは日本のニコニコ動画で共有した。ミクが「誕生」した2007年以降、アマチュアファンは彼女の力を借り、数十万を超える楽曲、イラスト、ビデオ、ゲーム、アニメ、そしてちょっと気味の悪いミクロボットまで、数多くの作品を誕生させた。どのコンベンションでも、彼女のコスプレは人気である。

さらにミクが主人公のゲームシリーズ「Project DIVA」は、日本で100万本以上売り上げた。ミクを起用したトヨタカローラのCMが全米のアジア系モールで放映された。ミクはGoogle Chromeの日本版CMにも登場した。この動画がYouTubeで公開されたときは、ジャスティン・ビーバーによる米国版CMに、再生数で100万以上の差をつけミクファンの自慢となった。実はミクファンとビーバーファンはインターネット上で何かにつけてバーチャルな戦いを繰り広げるライバルなのである。

彼らの戦いはキレイごとで済まされない場合がある。ミクファンの中には、デジタル世界の路地裏で絶対顔を合わせたくない手合いもいる。2011年12月、カーリー・ショーティナーは英国の音楽雑誌「CLASH」誌上で格好が「slutty」(売春婦のようだ)と書いた。「するとロンドンの事務所に爆弾を仕掛けるぞ、という脅迫文が届いたんです」。記事が出た直後のブログで、彼女はそう言っている。

そんな極端な例は別としても、ミクファンはいつでも彼女が単なる電気信号の塊ではないことを認めてもらいたがっている。最近、The Top TensというWebサイトで、ロンドンオリンピックの開会式に出てほしい歌手を選ぶ投票があった。ミクはランキング上位に居たが、なぜか突然その名前がリストから消えてしまった。ミクの信者たちは、おそらく1位を争うK-POPファンか、あるいは例のいまいましいビーバーファンの陰謀か、と騒ぎ立てた。

だが真相はもっと単純だった。この風変りなプリンセスが正式な歌手としての資格をもつことをThe Top Tensの管理人がよく理解していなかったのだ。怒ったミクファン(その1人がパームデザート在住のジョン・ハーバードで彼はmikufan.comのメインライターである)から大量の抗議を受けた結果、管理人はミクの名前を復活させ、そして彼女は1位となった。

「ミクはファンとともに進化してきました。私たちはみな、今の彼女を創ったのは私たち自身だと感じているんです」とハーバートは言う。彼は最近「「ミクを守れ」という投稿はもう終わりにしよう」という記事を書き、多くの反響を呼んだ。これは先ほどの投票の件やYouTubeの動画削除の件で、暴走していたファンへの呼びかけだった。ミクファンがこうした問題に敏感なのは、そこにミクのバーチャルな死を予感させるからである。

今年3月、満員の会場で彼女のコンサートを取材していたロイター通信は、これが最後のライブ公演になるというニュースを伝えた。質問の嵐に見舞われたクリプトン社は、彼女は単に休暇をとるだけだと弁明した(たぶんサイバー疲労が溜まったのだろう)。ファンはいつも誕生のときと同様に、ある日突然ミクが消えてしまう不安に取りつかれている。それをテーマに作られた曲が、有名な「初音ミクの消失」(Cosmo@暴走P)だ。

ここでミクのプロフィールを見てみよう。彼女の名前は「未来の初めての音」という意味である。身長は5フィート2インチで体重は93ポンド。妹や弟のような存在として鏡音リンと鏡音レンがおり、彼らはミクのコンサートにもよく出演する。ミクは昨年ハローキティーと「Miku-Kitty」としてコラボし、そのあまりのかわいさで危うく世界を破滅させるところだった。天使のような歌声は、女優の藤田咲からサンプリングしたものだ。2010年4月には、SOFT、DARK、SOLID、VIVID、SWEETそしてLIGHTという新しい音声データが追加された(残念ながら「umami(うま味。味に例えているらしい)」はないが)

それにしても、現代のポップスはデジタイズされたロボット声でいっぱいだ。ならば次のステップが初音ミクになるのは当然ではなかろうか? 我々は、これまでずっと完璧なロボットの歌い手を求めてきたのではないか? SF作家のウィリアム・ギブスンは、次のように述べている。「初音ミクのWikipediaはなんというか、失われた古代文明の超技術を思わせるよ。80年代のSFによく出てきたやつだ」

ギブスンといえば、1996年の小説「あいどる」は、まさにバーチャルスターの物語を先取りするものだった。そんな彼は、初音ミクによって名声の意味が変わったという。「ミクは名声の概念を超えた何かだと思う。名声を得る個人はおらず、名声のみが存在する。それは人と人の関わりの中にある。けっこう奥の深い話でうまく言えないのだが」

マイケル・ボーダーズは、近代日本文学を専門とするシカゴ大学の准教授だ。彼は「さよならアメリカ、さよなら日本:知性学的にみるJ-POP前史」という論文の中で、より歴史的にミクを考察し、「少なくとも1970年代から続く日本のアイドル文化の当然の帰結である」と述べている。

ミクが日本の美少女アイドルの流れをくむのは確かだが、それ以上の存在でもある。ミクは私生活上の問題で世間を騒がすことがない。というより私生活そのものがない。この事実によって、心がいつも平穏だと語るのは、カナダのオンタリオでファンサイトmikustar.comを運営するスコット・フェアバーンである。離婚のいざこざで悩んでいた彼は、気晴らしを求めてミクと出会い、その虜になった。

「彼女はツンケンしないからね」と彼はいう。「何も要求せず、ただ与えてくれる。コンサートの後、ナイトクラブでコカインをやったり、酔っ払い運転で捕まることもない」

それは決して、ミクが人間的な弱さと無縁だということではない。ミクの開発者は懸命にもミクを完全無欠な存在にはしなかった。フェアバーンが一番好きなのは、昨年の東京コンサートで「初めての恋が終わる時」を歌ったミクが高まる感情に打ち勝ったシーンである。客席に背を向け、うつむいた彼女は、自分を取り戻すまでに数秒を要した。会場は騒然となった。

音楽的な面でいえば、ミクは膨大な電子データーに裏打ちされた完璧な技術の持ち主である。キーボード奏者の安部潤(The 39's)はロサンゼルスのミクコンサートにも参加したバンドメンバーだが、「彼女はライブ演奏で絶対にミスをしないんです」と言い切った。そりゃそうでしょう。でも、そういうロボ的なもののバックバンドを務めるのは気持ち悪くないですか? 「ミクの伴奏をしているとね、」彼はメールで答えた。「なんだか人間のアーティストについてる気分になるんですよ…。この感覚はとても独特です」

新しいミクの作品がファンの手で毎日のように生まれてくる。新しい歌が生まれ、新しいイラストが生まれ、そしてそれを見守るクリプトン社がいる。社長の伊藤博之のメールによれば、ミクのソフトは7万本売れたという。その成功は、さまざまな問題も引き起こした。彼らは著作権の侵害と戦い。面白半分に扱うメディアと戦った。しかし伊藤は、そんな厳しい中にも良い面があったという。「私たちが多くの問題を解決する課程で、彼女は創作の自由のシンボルになっていった。だからこそ初音ミクはこれほどたくさんの人を引き付けるのです」

あふれる創作エネルギーをうまく育てるために、クリプトン社は環境を整え、ミクを使うアマチュア音楽家を支援した。それはまた、自分たちのブランドを守り、かつ広めるための手段でもあった。ピアプロは、クリプトン社の公式コミュニティーとして、ミクを愛するファンが自作した作品をアップロードする場となった。利用者はクリプトン社が用意したライセンスに従う必要がある。これはすべての作品を「非公式で非営利な場合に限り誰でも再利用可能とする」というもので、FLICKER(有名な写真投稿サイト)と似たルールであった。

自らの著作物の扱いとしては、今までにない斬新なものである。シカゴ大学のボーダーズ准教授は、企業と消費者のこうした友好的な関係は、アメリカより日本で良くみられると指摘する。「日本のポップカルチャーにおいて、企業は自社のキャラクターでファンが遊ぶことを喜んで許してきた。ハリウッドのスタジオなら、これを権利の侵害とみなすだろう。だが私は日本のやり方のほうがブランドイメージを高め、結局は利益にもつながると考えている」

もちろんクリプトン社は、より本格的な作品発表の場も用意している。クリエイターは正式に契約を結び、クリプトン社のレコードレーベル「KarenT」から曲をリリースすることもできる。ちなみにこのレーベル名は「未来の衝撃」の著者、アルビン・トフラーの娘の名前に由来する。契約したミュージシャンの中には、有名な創作集団、supercellも含め、ボーカロイドでプロ活動を始めたものも多い。その1人が黒うさPで、彼はWhiteFlameという名前でも知られる。すでに多数の曲を発表しているが、「千本桜」はJOYSOUNDのカラオケランキングでもっともリクエストの多い曲となっている。彼が言うには、初音ミクで曲を作るのは学園祭に出る女の子を自分好みに仕立てるようなものだという。「気に入った娘にきれいな服を着せ、かわいいお化粧をして自作の曲を歌ってもらうんです」

ミクはどんな曲でも歌うことができる。クリトン社の公式設定では、J-POPやダンスポップを得意としているとなっているが、彼女は超ソプラノで、情熱の舞曲を歌うことも、つぶやくようにバラードを歌うことも、メタルボイスで世界の破滅を歌うことも可能である。「何千人ものクリエイターがいますよ」と黒うさPはメールに書いている。「彼らにとってミクはそれぞれ自分だけのミクなんです」

カリフォルニア大学サンディエゴ校でデジタルメディアを研究するタラ・ナイト助教授は、初音ミクに関するドキュメンタリーを制作中だ。12月の完成時には、自身のWebサイトmikumentary.comで公開される予定である。彼女は最初、文化的に重要性を増したホログラムの歴史を書くつもりだったが、このホログラフのアイドルに出会って方針を変えた。「ミクはいくつかの既存技術。すなわち映像技術、音楽作成ソフト、Web2.0的なユーザー作成コンテンツの複合体ですが、それらの組み合わせが新しい何かを生んだのです」と彼女は言う。

ナイト助教授はまた、ミクがさまざまな姿で現れることに注目している。「私が取材したファンは、みなミクが特定の人格を持つとは考えていませんでした。彼女はレディー・ガガのような単独のポップアイコンではなく、そのときどきによって異なる個性をまとうのです。彼女は誰にでもなれます。それは、ファンにとって彼女が自己表現になりうることを意味します。ミクが肉体を持たず、その場限りの存在であることは、視聴者と演奏者、あるいは消費者と制作者の間にこれまでにない関係性をもたらしたと思います」

ミクを批判的にとらえるものもいる。DJビーナスXは、最近開かれたアートフォーラムにおいて、ミクに興味を示しつつも、この日本のスターが、「よくある空っぽな女性アイドル」ではないか。いわば「ベイビー・ワン・モア・タイム」(16歳のときのデビュー曲)を歌うブリトニー・スピアーズのようなものではないか、との疑念を示した。ニコラス・グラハムは、ハヒントンポスト(Huffington Post)誌のブログで、半ばジョークとはいえ、ミクを評してこう述べた「彼女の出現は、単に音楽界のみならず、我々の知る世界そのものが変革するという恐るべき予兆である」

誰がどんなに恐れようとも、ミク現象は留まる気配を見せない。彼女がアメリカで成功するかどうかについては、今のところ予測はできかねるが、ともあれクリプトン社はこの夏の英語版ソフトの発売に向けて作業中である。また2013年には次の公演も予定されている。キーボード奏者の安部潤は、最近客層が変わってきたことに気が付いた。「以前はミクのコンサートに来るお客さんは、ほとんどオタク男性でした」。彼は続けた「しかし、次第に女性が増え、今では幅広い層が集まるようになりました」

ミクはファンたちの思いが生んだ存在である。したがって、ファンが増えれば増えるほど、彼女の輝きも増すのである。

筆者マーガレット・マフラーは、炭素型生命体にして、ロサンゼルスタイムズ紙、ローリングストーン誌の寄稿者です。
***訳ここまで
訳注:タイトルの元ネタについて
「I Sing the Body Electoric」の元ネタはいくつかあるが、代表的なのは次の3件。おそらく本記事では2を元ネタとしていると思われる。

1.詩人ホイットマンの詩のタイトル。詩集「草の葉」収録(1855年)。ネット上の翻訳を見ると、どうやら「みんな見てくれ聞いてくれ。俺の身体はもうビンビン」といった調子の肉体賛美の作品。
2.SF作家レイ・ブラッドベリによる家政婦ロボットと子供たちの物語(1969年)。日本語タイトルは「歌おう、感電するほどの喜びを!」(伊藤典夫訳)。もともとはブラッドベリが脚本家として関わったテレビ番組「トワイライトゾーン」で放映された話。
3.フュージョン・ジャズバンドのウェザー・リポートによるレコードアルバムのタイトル(1972年)

有志による翻訳があるそうなのでメモ
togetter「私は歌う、電子の躰を をつぶやいてみた」

追記
トゥーパックと初音ミクをからめた記事がスペインのWebでも掲載されているそうなのでメモ。

El País「El holograma resucita a los ‘zombies’ del rock」


関連ページ
初音ミクが「革命」だとほめちぎっている英文記事があるらしい件
「The Sound of the Future」という長文レポートが翻訳されているらしい件
海外でホログラムを使用したパフォーマンスが話題になっているらしい件
トゥパックがらみの動画記事にも初音ミクが取り上げられているらしい件 twitterを見る [初音ミク-音楽] 2012/06/20(水) 09:54:43 | ニュース | コメント:54

和訳乙
  1. 2012/06/20(水) 10:11:00 |
  2. URL |
  3. どこかのミク #-
  4. [ 編集]

いい記事だね
タラさんのドキュメンタリーの公開が楽しみ
  1. 2012/06/20(水) 10:17:22 |
  2. URL |
  3. どこかのミク #-
  4. [ 編集]

もしかしてミクって古典SF?

それはともかく知らない話があって面白かった
  1. 2012/06/20(水) 10:37:42 |
  2. URL |
  3. どこかのミク #-
  4. [ 編集]

>そのあまりのかわいさで危うく世界を破滅させるところだった。
フイタ
  1. 2012/06/20(水) 11:14:18 |
  2. URL |
  3. どこかのミク #3U2uaoTI
  4. [ 編集]

まてまて
>また2013年には次の公演も予定されている。
こんな話知らんぞ
  1. 2012/06/20(水) 11:25:10 |
  2. URL |
  3. どこかのミク #EC9sfEfg
  4. [ 編集]

というかこの記事でも夏に英語ミクが出るって明言してるけど、ソースはどこなのさw
  1. 2012/06/20(水) 11:28:34 |
  2. URL |
  3. どこかのミク #-
  4. [ 編集]

この記事を読んで、やはりファンが増えれば増えるほどミクは進化するんだと確信した
今はまず初音ミクは一般化すべきなんだよ
紅白に出よう!
  1. 2012/06/20(水) 11:44:46 |
  2. URL |
  3. どこかのミク #-
  4. [ 編集]

僕はずっとSF的な要素に惹かれてついてきてたよ。
  1. 2012/06/20(水) 12:07:31 |
  2. URL |
  3. どこかのミク #7K3fN0u.
  4. [ 編集]

すみませんがその翻訳は私のつぶやきの改訂版と思われます。(注釈までほぼ同じ)
Togetterで発言日時でご確認の上、引用はこちらからお願いします。
  1. 2012/06/20(水) 12:30:47 |
  2. URL |
  3. どこかのミク #-
  4. [ 編集]

ミクさんの本質を深く考察した素晴らしいレポートだ。
さすがに向こうのジャーナリストはクオリティが違う。
日本のマスコミもこの記事読んで、勉強して欲しいわ。
  1. 2012/06/20(水) 12:40:29 |
  2. URL |
  3. どこかのミク #-
  4. [ 編集]

Re: タイトルなし

> すみませんがその翻訳は私のつぶやきの改訂版と思われます。(注釈までほぼ同じ)
> Togetterで発言日時でご確認の上、引用はこちらからお願いします。
コメントありがとうございます。
翻訳ですが、当方でいちから翻訳したものであり、
特に3103netさんのツイートを参考にしたり、引用はしてはおりません。
よろしくお願いいたします。
  1. 2012/06/20(水) 13:11:02 |
  2. URL |
  3. ぼかろん (ಠ_ಠ) #-
  4. [ 編集]

なにこれめっちゃ良い記事やん
読めてよかったw
和訳ありがとう
  1. 2012/06/20(水) 13:27:08 |
  2. URL |
  3. どこかのミク #-
  4. [ 編集]

まじで良く分かってる記事だね
ところでカンヌ国際でミクのCMが受賞したんだって?
  1. 2012/06/20(水) 13:40:32 |
  2. URL |
  3. どこかのミク #-
  4. [ 編集]

台湾での話だと、英語版は年内いっぱいかかるニュアンスだったと記憶してたんだけど
はて?
  1. 2012/06/20(水) 13:42:18 |
  2. URL |
  3. どこかのミク #-
  4. [ 編集]

ロンドンの事務所に爆弾を仕掛けるぞ、という脅迫文が届いたって凄い。
もはや宗教の世界だ。
初音ミクのライバルはキリストや聖母マリアだ。
  1. 2012/06/20(水) 13:49:19 |
  2. URL |
  3. 名無子さん #-
  4. [ 編集]

和訳ありがとう!
読めて良かった、すごく良い記事だね。

ファンは「ミクは私が育てた」と思ってるっての、すごくよくわかるなあ。
自分もちょっと思ってるんだよねw
もちろんクリエイターありきなんだけど、動画再生したり、宣伝したり、自分も何かやってみたい!って思って、とりあえずイラスト描いてみたり。
ミクの場合、ミクが好きな人やファンは全員、どんな形であれミクに関わることができる。

だから好きなんだよな、ミクとミクを取り巻く周辺。
こんな気持ちにさせてくれる存在、多分ミク以外いないんじゃないかな。
  1. 2012/06/20(水) 15:01:03 |
  2. URL |
  3. どこかのミク #-
  4. [ 編集]

良い記事だね。正しくとらえていると思います。最後の記者紹介にはわろた。<<筆者マーガレット・マフラーは、炭素型生命体にして、ロサンゼルスタイムズ紙、ローリングストーン誌の寄稿者です。
  1. 2012/06/20(水) 15:33:55 |
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  3. 名無しさん@ニュース2ちゃん #-
  4. [ 編集]

丁寧にしらべてしっかり考察してある良い記事だった。
記事にあるシカゴ大学教授のJ-popの本は近々邦訳も出るんだね。
  1. 2012/06/20(水) 17:30:02 |
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  3. どこかのミク #-
  4. [ 編集]

誰か"The Body Electoric"ってタイトルの曲を創ってくれろ
この記事の記者喜ぶかも・・・
  1. 2012/06/20(水) 17:37:23 |
  2. URL |
  3. どこかのミク #69JNJW2w
  4. [ 編集]

なんか読んでて感慨深くとてもジーンとしちゃいました。
この記事が読めて良かったです。和訳ありがとうございました。
  1. 2012/06/20(水) 17:45:58 |
  2. URL |
  3. どこかのミク #-
  4. [ 編集]

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
  1. 2012/06/20(水) 18:02:46 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集]

理解のないまま報道する日本のメディアよりも
本質をとらえた良い記事だね。
とても丁寧に書かれていて、好感がもてます。

日本のメディアも、きちんと調べてから
報道なり記事なり書いてほしいな。
  1. 2012/06/20(水) 19:19:31 |
  2. URL |
  3. どこかのミク #-
  4. [ 編集]

海外の記者がここまでの記事を書いてくれたってだけでもうすごいよね
内容もすばらしいと思った。翻訳ありがとうございました
  1. 2012/06/20(水) 19:46:47 |
  2. URL |
  3. どこかのミク #-
  4. [ 編集]

Re: タイトルなし

> ElectOricはないだろw
修正しました。ご指摘thx^^
  1. 2012/06/20(水) 20:53:31 |
  2. URL |
  3. ぼかろん (ಠ_ಠ) #-
  4. [ 編集]

ごめん、ここちょっと泣けた><

>彼らは著作権の侵害と戦い。面白半分に扱うメディアと戦った。しかし伊藤は、そんな厳しい中にも良い面があったという。「私たちが多くの問題を解決する課程で、彼女は創作の自由のシンボルになっていった。だからこそ初音ミクはこれほどたくさんの人を引き付けるのです」
  1. 2012/06/20(水) 21:08:42 |
  2. URL |
  3. どこかのミク #-
  4. [ 編集]

サイバー疲労か…ミクさん忙しいからな
この記事、感動と笑いが交互に入り混じるな
  1. 2012/06/20(水) 21:21:27 |
  2. URL |
  3.   #-
  4. [ 編集]

>>2012/06/20(水) 13:49:19
ミクミク菌なるバーチャルな病原体なのか、はたまた初音観音なる慈母神なのか??? 日本は宗教、思想の自由が憲法で保障されてるから、何を思おうが自由だと思うが・・・他人を脅迫してはいけないな。
とはいえ、邪なPさんが作った動画は、娼婦以下の扱いだったりするが、これを見て言ったのだとすると、止むなし。
  1. 2012/06/20(水) 23:36:49 |
  2. URL |
  3. どこかのミク #-
  4. [ 編集]

恐らくブラッドベリにならったであろうタイトルのこの素晴らしい記事が世に出て間もなく、そのブラッドベリは静かに去って行った。
ノスタルジーの名手と呼ばれながら、未知なるもの、新規なるもの、不思議なものにワクワクする心を持っていたブラッドベリだったら、ミクをどんな言葉で表しただろう。
  1. 2012/06/21(木) 02:10:18 |
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  3. どこかのミク #-
  4. [ 編集]

>日本のメディアも、きちんと調べてから
日本の大衆ジャーナルの場合、
『デスクに言われて一応取材したけど、記事にしてみると難しくてあんまり面白くねえな。うちの田舎のお袋でもわかる程度に細かい所はすっ飛ばしておくか。紙の数も売れるしなー。』
という姿勢が割と多い気がする。
紙よりむしろ電波の方がそうかな?
  1. 2012/06/21(木) 03:22:19 |
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  3. どこかのミク #-
  4. [ 編集]

>実はミクファンとビーバーファンはインターネット上で何かにつけてバーチャルな戦いを繰り広げるライバルなのである。

おい。マテ。日本にそんな勢力が無いのは知ってるぞ。
つうかジャスティンの声変わりを心配してる俺みたいなヤツはどうなんだ・・・。
ジャスティンは実際に才能あるアーティストだぞ。
何をもって対立とかしてんだよ?
初めてきいたぞなもし。
  1. 2012/06/21(木) 11:48:07 |
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  3. どこかのミク #ImRkbPPI
  4. [ 編集]

記事がGJすぎるw 翻訳お疲れ!

海外メディアが『文化』としてこれだけ評価してるのとは対象的に、日本のマスメディアは「金になる、こんなに金になる!」みたいな報道ばっかりだね

国の「クールジャパン戦略」もそうだけど、文化を金だけで計ろうとしてる時点でオカシイ
金が入ってきたらラッキー、ぐらいに考えておくべき

当然だけど『金の為に作った文化』に人気が出るハズが無い
金になる、ならないを超えた先に『人気』が存在する事を忘れているのでは

ミクさんはそれを身をもって教えてくれた
  1. 2012/06/21(木) 17:43:09 |
  2. URL |
  3. どこかのミク #-
  4. [ 編集]

まじめに文化として考察するより、
金になるって書く方が楽だしセンセーショナルだからねえ…
  1. 2012/06/21(木) 19:18:26 |
  2. URL |
  3. 名無しさん #-
  4. [ 編集]

日本人はもしかして凄いモノを生み出したのか?
  1. 2012/06/22(金) 16:07:54 |
  2. URL |
  3. どこかのミク #-
  4. [ 編集]

レイ・ブラッドベリ・・・短編集の中の『万華鏡』って物語は泣けた。ひとつの出来事をめぐってそれぞれのいろんな感情が通信に乗って交錯する・・・。今から思うとあれはミクを取り巻くファンの感情のやりとりにもどこか似ているかもなぁ。
  1. 2012/06/25(月) 18:32:13 |
  2. URL |
  3. どこかのミク #7o3GjQgA
  4. [ 編集]

#69JNJW2wさん
>誰か"The Body Electoric"ってタイトルの曲を創ってくれろ
>この記事の記者喜ぶかも・・・

今すぐ「I Sing the Body Electric」でyoutube検索するんだ!!
ボカロPはこいつをカバーすれ!
  1. 2012/06/25(月) 23:20:43 |
  2. URL |
  3. どこかのミク #-
  4. [ 編集]

>ミクは昨年ハローキティーと「Miku-Kitty」としてコラボし、そのあまりのかわいさで危うく世界を
>破滅させるところだった。
破滅させんなwww

>SF作家のウィリアム・ギブスンは、次のように述べている。
さすがギブスン、ずいぶん理解が進んだな
  1. 2012/06/29(金) 09:12:39 |
  2. URL |
  3. どこかのミク #-
  4. [ 編集]

いやーまいった。
ブラッドベリからギブスンまで...日本の新聞記者でここまでフックの多い記事書ける奴いるか?

アメリカさんパねぇな..
  1. 2012/06/29(金) 20:53:10 |
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  3. どこかのミク #-
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>サイバー疲労
ミクさん支えるスタッフはリアル疲労だジャイカ
  1. 2012/06/30(土) 13:56:01 |
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  3. どこかのミク #1WaE1HHE
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>ブラッドベリからギブスンまで...日本の新聞記者でここまでフックの多い記事書ける奴いるか?

海外の記者は記者の立場を守りながら、調査と考察をたくさん繰り返している人が結構いるよね。記事の中でしっかり自分のスタンスの旗を立てたり、読者に自身の着眼をはっきり示したりもするし。日本はそういう人はどういう訳か作家になっちゃう。日本の記者たち、頑張って。
  1. 2012/07/01(日) 03:10:58 |
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  3. どこかのミク #8TFZ9v0k
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ツイッター騒ぎ以来久しぶりにギブスンの名前を見ました。
なんかまだえらい困惑してる感じですね。
それにしても素晴らしい記事です。翻訳ありがとうございました。
  1. 2012/07/07(土) 22:04:59 |
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  3. どこかのミク #0yj6FMAM
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日本のメディアに失望してる人が多いけど、朝日新聞の某有名記者とかNHKの某ディレクターとかの存在までは否定しないでほしいな
日本にも立派な記者さんはいるよ
  1. 2012/07/08(日) 12:31:27 |
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  3. どこかのミク #-
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ロンドンオリンピックの件は海外のファンがやったもので、日本のファンは若干戸惑って眺めてたのよねw
  1. 2012/07/12(木) 11:18:39 |
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  3. どこかのミク #-
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↑投票コメント英語だらけだしねw

まだロンドン五輪の非公式投票やってるよ
なぜか1度リセットされた?のか、パーセンテージが減ってるけど…

興味ある人はぜひ投票を↓
http://www.the-top-tens.com/lists/singers-perform-london-olympics-opening-ceremonies.asp
  1. 2012/07/13(金) 18:55:36 |
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  3.    #-
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↑韓国人はまだ工作投票頑張ってるのかw
  1. 2012/07/13(金) 18:59:07 |
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  3. どこかのミク #-
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ビーバーファンと争ってるなんて初めて聞いたんだが。どこでの話なの?
  1. 2012/07/20(金) 12:14:11 |
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  3. どこかのミク #-
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>LA「I Sing the Body Electric」
リンク先記事のコメント欄は今のところ記事内容に対する絶賛コメントが多い雰囲気。

>ツイッター騒ぎ以来久しぶりにギブスンの名前を見ました。
>なんかまだえらい困惑してる感じですね。

日本アニメが新しい段階に入った形がボカロとボカロライブ、と見ると現実の人間ぽくなくても成立すると思うんですが、ギブスンさんの中ではその流れへの視点が全く欠落していたかして、自分が理解できる範囲からかなり外れているのでしょうかね。ヒューマノイドのパフォーマンスとボカロライブを一緒に考えることはないのにな。

追記: ギブスンさんには何と言ったら理解の領域に達することに助力できるだろう。絵画表現がリアルな写実主義に限らずリアルとは違う印象派のタッチでも見る人にとってはそれが何を描いているか理解する認識力は誰でも持ってるし感動もする。だからどちらも絵画として成立するじゃない?従って人間はリアルなヒューマノイドへの共感ばかりでなくアニメ・キャラクターの様な容姿でステージに飛び出した「初音ミク」でも人間はやっぱり共感するもんなんだよ・・・みたいに説明したらよいのだろうか。
  1. 2012/08/04(土) 01:23:13 |
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  3. どこかのミク #S5VRX7H.
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>>2012/08/04(土) 01:23:13
自分はギブスンさんについては詳しくないので、的確じゃ無いかもだけど…

このミクさんライブは「新しい可能性」として見た方がいいんじゃないかな
ライブ舞台のミクさん=ライブの主人公がバーチャルだからこそ出来る事も多々あると思うんだ

例えば今はコスト面の問題でミクさんが舞台で踊るだけだけど、コストが下がればもっと大掛かりな演出も出来ると思う
実在のアーティストだとそこに安全性やら制限が付いて回るけど、ミクさんなら問題は少ないしいろんな可能性にチャレンジできる
あとは歌い手がミクさんというだけで、ライブで歌われる曲を作ってるのは実在の人間だから、バーチャルや虚像への崇拝(?)にも当たらないと思う

それとファンの意識は、『ミクさん』と『作り手』を分けて考えてるように思うんだ
ミクさんへのリスペクトと作り手達へのリスペクトをそれぞれ両方持ってる感じがする(自分含めてw)
だから『初音ミク』という存在がファンの間で独立して(人格を持って)存在してるし、ライブでもミクさんに声援を送るのでは

見た目はバーチャル(虚像)でも、ファンにとってミクさんの存在そのものが身近というかリアルなんだと思う
あのライブは『ミクさんという存在』を目に見えるように表現する1手段に過ぎない、みたいな
  1. 2012/08/05(日) 16:41:59 |
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  3. どこかのミク #-
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「I Sing the Body Electoric」ってたしか、映画「フェーム」で卒業式のシーンの劇中歌でもそのフレーズがあったな。
  1. 2012/08/22(水) 19:33:16 |
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  3. どこかのミク #-
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実にいい記事だった。
管理人さん、翻訳ホントにお疲れ様。

皆のコメントもイイ感じだな。
  1. 2012/08/25(土) 11:32:52 |
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  3. どこかのミク #-
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受け取るだけだった側が創造する楽しみを得て、大衆文化は新たな段階に移行しようとしている

人類が新しいステージに移行するきっかけになったシンボルとしてミクさんは、未来でまじに歴史に残るかもな
  1. 2012/09/01(土) 02:15:13 |
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  3. どこかのミク #-
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難しい事は言えませんが、

日本に生まれて本当によかったー。

と思わせてくれるのがミクさんです。
  1. 2012/10/16(火) 11:54:05 |
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  3. 名無しさん #-
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伝統あるクォリティ・ペーパーの凄みを見せ付けられた。おそらくあそこまで深く初音ミクのことを掘り下げた記事は日本でも見た事がないだろう。
  1. 2012/10/31(水) 20:23:03 |
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  3. どこかのミク #-
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自由な創作活動が海外でも非常に高く評価されているのだから、日本のクリエイターには、海外でも恥ずかしくないような(それこそ卑猥表現がないような)作品を作っていただきたいものです。。。

音楽をビジネスとして利用するような手法に"?"(ぎもんふ)が生じる時代もそう遠くはないだろうね。
  1. 2012/12/24(月) 16:01:59 |
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  3. どこかのミク #-
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>>2012/08/04(土) 01:23:13
十数年前に「その先に起こる事」までを書いていたギブスンに
何かを説明する必要は全くないと思いますよ。
日本語として特殊な意味を持った「アイドル」という概念について
(だから訳者はひらがなで「あいどる」と訳しました)
正確に理解していたギブスンですから。
むしろ初音ミクについて知りたい・考えたい日本人は、
彼に教えを請うべきじゃないかすらと思います。
  1. 2013/04/10(水) 17:46:59 |
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  3.   #kpjYxc8I
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