投稿したのは「だんちゃんP」氏で、自身のサイト「初音ミクに挑戦してみる。」には補足記事も掲載。それによれば、これまでVOCALOIDでカバー曲を作っていたが(調教の)ノウハウが集積せず、フラストレーションがたまっていったとのこと。しかも、「ぼかりす」の登場によって、さらにハードルが高くなってしまうことを危惧。そこから、(むしろ)「コンプレッサーとかをうまく使って、アラを目立たせないように手早く仕上げるのが、結局、効率や安定性、再現性の面からは一番無難なんじゃないか」という結論に達したという。
>初音ミクに挑戦してみる。「すっぴん調教法の動画を作った。」
で、実際に動画を見てみると、具体的には「DAW側のコンプレッサでVOCALOID2の弱点である声量のばらつきを抑えつつ、音圧を上げて迫力を出すリバーブで仕上げる」というアプローチだそうで、動画では使用ソフトがすべてキメ打ちで紹介。続けて初音ミクでの楽曲製作のポイントを紹介しているのだが、確かに細かい調教はせず、プラグインエフェクトのみで仕上げ。最後にピッチの調整をしているが、これもルーチンワークで済む程度。つまり、センスに頼る部分はほぼゼロとなっているようだ。
というわけで、「ぼかりす」もそうだが、一般レベルの調教に悩んでいる人も是非見てみると、参考になるかもさー。
>【お手軽調教】 VOCALOIDを「すっぴん調教」する 【初音ミク・鏡音レン】


動画で推薦しているソフト一覧
・VOCALOID2
「初音ミク」もしくは「鏡音レン」
・DAWソフト
Cakewalk「ミュージック・クリエーター4 CW-MC4」
・フリーのVSTプラグインエフェクト
digitalfishphones「the fish fillets」
buzzroom「BuzMaxi3」
追記
MusicMakerを使って実際に「すっぴん調教」を行っている動画が出ていたのでメモ。なんというGJ!
>MusicMaker非公式紹介ムービー@Jamバンド【調声編】
