>zhuoware「Ripples 0.07」
そこでさっそくダウンロードしてみたのだが、これを動作させるには、「ActiveTcl」というTclのランタイムと、「snack」という音声処理ソフトをインストールする必要があるという。
追記
ActiveTclの8.4系にはsnackが同梱されているそうなので、めんどい人はそちらを探してみたほうがいいかも。
>ActiveTcl(free版)ダウンロードページ
for Windows: AS package - 18.1MB」をクリックしてダウンロードすればよい。あとは、そのままインストールする
>Download Snack
「Binary release for Windows with Tcl/Tk 8.1-8.4 3.6M (December 14, 2005)」をダウンロードし、解凍して、setup.batを実行する。なお、setup.batからはActiveTclのプログラムを呼び出しているのだが、パスやファイル名が違っているので、適宜修正(→「c:\tcl\bin\wish85 install.tcl」)しなくてはならないかも。
>ZHUOWARE BACKYARD「Ripples」
「Ripples」本体。上記がインストールできていれば、「mvfx_0_07.tcl」をダブルクリックすれば実行できる。
実際に実行してみたのが次。「File」→「Open Sound File」で、適当な音声入りの音声ファイルを読ませて(wav、mp3などいろんな形式の音声ファイルに対応)、右クリックメニューから、スペクトログラム、ピッチカーブ、音量カーブ表示が指示できる。やってみたのはここまでだが、確かに画面に、ピッチカーブと音量カーブと思われるラインが描かれている。この情報をVOCALOIDに反映させることで、「ぼかりす」的調教が実現できるかも。今後の成り行きに期待でつ。

ちなみに、本実験についてなのだが、なんとUTAUの作者が興味をもったらしく、「Ripples」を実行してみたという日記が公開。最後に「Tclはさっぱりだし、やっぱ自力でやるしかないか。」と書かれているので、もしかするとUTAUにも「ぼかりす」的機能が、そのうち実装される日がくるのかもさー。
>UTAUについて「Ripplesとか」
>人力ボーカロイド「UTAU」公式サイト
関連ページ
>「ぼかりすショック」で麻太郎P氏がハゲしく凹んでいるらしい件について
