ニュースリリース
2011年12月19日
クリプトンフューチャーメディア株式会社
代表取締役 伊藤 博之
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クリプトン・フューチャー・メディア株式会社、
YouTubeに『初音ミク』の公式チャンネルを開設
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合成音声ソフトウェア製品『初音ミク』などの開発・販売を行なうクリプトン・フューチャー・メディア株式会社(本社:札幌市、代表取締役:伊藤 博之、以下「CFM」)は、楽曲のクリエイターおよびそのファンやリスナーの交流を深めるため、YouTubeに『初音ミク』の公式チャンネルを開設しました。さらに、YouTubeからの広告収益の一部を、楽曲クリエイターの音源への対価として還元するモデルを開始しました。
従来、『初音ミク』などを用いたVOCALOID音楽の楽曲クリエイターは、動画共有サイトなどで音楽を無償で広く一般公開しています。リスナーは作品を聞くだけにとどまらず、それにアレンジなどの「二次創作」を行って動画共有サイトで公開しています。このような非商用目的での「創作の連鎖」による「初音ミク現象」ともいわれるムーブメントが世界中で起こっているといわれ、これによって『初音ミク』のファンが国内外で増大しています。
このたび、CFM は、世界最大規模の動画共有サイトであるYouTubeに初めて『初音ミク』の公式チャンネルを開設いたします。これによってクリエイターの発表の機会を広げ、『初音ミク』のファン同士の交流がさらに世界規模で広がることを期待しております。
また、CFM は、YouTube のパートナープログラムに参加し、CFMが展開する音楽レーベル「KarenT」で活躍する約500名の楽曲クリエイターから同意を得た音源データを、YouTubeのコンテンツ管理システムに登録しました。CFMは、このシステムを利用することで、所定の条件に従い、クリエイターが制作したコンテンツを含む動画に対する広告収益の分配をGoogleから受けることができるようになります。CFMはYouTubeを通して得られる広告収益の一部を、これらのクリエイターへの対価として還元いたします。
CFMはこの取り組みを通じて、YouTubeをプラットフォームに全世界の『初音ミク』のファンやリスナーがさらに音楽を楽しまれ、また楽曲クリエイターに対価を支払うことで、音楽文化のさらなる発展に寄与してまいります
>ITmedia「YouTubeに「初音ミクチャンネル」 広告収益をクリエイターに還元も」
>ピアプロブログ「「初音ミク公式チャンネル」開設のおしらせ」
>YouTube「初音ミク公式チャンネル」

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