
マジカルミライ(横浜アリーナ)

東京ゲームショウ2013








Q:初音ミクどうしてここまでヒットしたというふうに思いますか?
伊藤:ヒットした認識は持っていなかったりするんですけど。決して、こちらからブームを創ろうとか仕掛けようという意図で世の中に出したわけではないんです。





伊藤:受け入れられたというか、もともと何か作りたいとか、何か人に見てもらいたいとか、作品を認めてもらいたいという願望は、別に初音ミクから始まったわけではなくて、言っちゃうと、人間の本能の中に組み込まれているものかなと思うんですよね。それがインターネットとか動画共有サイトだったりとか、初音ミクという一種のネタですよね。そういうものが提示されたことによって、"作りたい"とか"もっと見てみたい"という願望が顕在化したんじゃないかと思うんですよね。


Q:英語版はどうして出そうと思ったんですか?
伊藤:ものすごくたくさんの初音ミクのクリエイターがインターネット上で活躍しているんですけども、日本人の方々が多いので、日本語で曲を作り、主に日本の中だけで曲を発表するわけですね。彼らに英語版の初音ミクを提供することによって、英語で音楽を作ることが可能になるわけです。







伊藤:いま、状況はドラスティックに変化している時期なので、逆をやるとか、全く違う発想で動くだとか、勝手にやる部分があってもいいし、非常識のほうがビジネスチャンスがあることがあるわけじゃないですか。天下をとってやろうとか、すごいことやろうという意図はないんですけど、未来ってのはもっとポジティブにとらえてますし、そういう状況を自分なりに試してみたいところもあるし、それによって新しい未来を自分たちが作っていければ、それってすごく価値があるじゃないですか。

追記
NHKオンデマンドで、期間限定で有料配信されているそうなのでメモ。
>NHKオンデマンド「Biz+ サンデー 再生医療ビジネスは今/初音ミクの世界戦略 ほか」
関連サイト
>NHK「Biz+ サンデー」

関連ページ
>出た!NHK BS1「Biz+ サンデー」で特集「初音ミクの世界戦略」が放送
